会社組織とは
優れている会社とはどんなものだろうか・・・
最近そんなことを考えます。
テレビや雑誌、新聞などで「素晴らしい会社」として取り上げられている企業をみてみると
次のようなことがいえるのではないでしょうか?
1.会社の情報が常にOPENである
2.決定までのスパンが短い
3.下の人間に大きな裁量件が与えられている
4.上司が責任をとる
1に関しては、誰が(どの部署が)どういった業務をこなしていて、
どれくらいの売上があがっていて、どれくらいの利益を出しているかが
一般社員でも知っている。ということですね。
これが何に結びつくかというと、こういう情報をしっていることで
一般の社員でも、何かの拍子に営業的な動きができてしまうんですねぇ
また、情報を知らないための勘違いや不平が抑えられる効果もあるのかと
会社って、大きくなればなるほど、隣は何をする人ぞになってしまい
自分達だけが素晴らしく、大変で、会社に大きく貢献する仕事をしていると
勘違いしがちじゃないですか。
でも、実はそうではないかもしれない、それがわかることで、周りの人間にたいする
敬意だとか、想いやりが生まれてくるんじゃないかなぁと。
2は言わずもがなですね。
世の中の動きがこれだけ速くなっているなか、それに対する会社のスピードが遅ければ
話になりません。下から上がってきた情報に対して即決できるくらいのスピード感が必要だと
最近常々思っています。決定までの時間に比例して、その情報にたいする効果は下がってきますから。
ちなみに、これは3とも大いに関係してくることです。
3.4.情報に対する決定までの時間は間に入る人間が多ければ多いほど、長くなります。
例えば一般社員が重要な情報を入手して、それに対応する動きを会社が求められた場合・・
一般社員
↓依頼
係長(承認)
↓依頼
課長(承認)
↓依頼
部長(承認)
↓依頼
本部長(承認)
↓依頼
担当役員(承認)
↓依頼
社長(決定)
決定までのプロセスでこれだけのスパンがかかるわけです。
それを、課長にある程度の裁量権を与えておけば・・・
一般社員
↓依頼
係長(決定)
↓依頼
課長(承認)
課長以上は報告を受けるだけでいいので、意思決定は早いかなと。
もちろん、こけた場合は、課長の上の役職が責任を取ればいいのです。
これは、いかに部下を信用するか、自分で覚悟を決められるかになりますけどね。
こんな会社にしていきたい今日この頃ですよ